ウッド クライミングホールド

登山とは区別され、難易度の高い岩山などを手足で登る、ロッククライミングです。

岩山を模して人工的に作られたクライミング場は、もともとフリークライミングの練習的な位置づけでしたが、必要な装備が少なく手軽に始められることなどの理由から人気が出て、現在ではボルダリングができる屋内のジム施設なども多くあり、2020年東京オリンピックでも「スポーツクライミング」として正式種目になりました。

クライミングを身近に楽しむために作られた人工の壁面に、手足を掛けるために取り付ける突起物をホールドと呼びます、様々な形状や大きさがあります。

１）材料：古民家の梁や柱に使われていたケヤキ材のみを再利用。自然の恵みに敬意を表し循環型のecoなものづくりを目指しています。

２）耐久性：数十年～百数十年経過した古民家の梁や柱を材としています。材料の選定とともに、独自の製造方法で割れにくいクライミングホールドを実現。樹脂製のものに比べても経年劣化が少ないのが特長です。

３）仕上げ：人がしっかりと触れて使用するものであるため、人体に影響の無い、ワトコオイルフィニッシュを使用しております。天然亜麻仁オイルを主成分とし、ホルムアルデヒド等の有害物質を含まず、英国・欧州の玩具安全基準を満たしたオイルです。使用感と安全性にこだわっています。

４）こだわり　:　木楽庵のホールドはひとつひとつ手作りしておりますので、全く同じものはふたつとありません。また天然ケヤキを使用しているため同じ木目も存在せず、世界にひとつだけのホールドです。

チェンソーアートの技術を生かして形を作った後、丁寧に研磨しています。